■山歩き同好会とは■
 メンバーには大阪府中小企業家同友会中央西支部の方が多く含まれていますが、山歩き同好会は仕事とは関係なしに行っており、従業員の方や同友会と無関係の個人の方も大阪、京都、奈良方面から参加しています。 毎月1回 (2月、8月を除く) 関西のあまり高くない山に気楽に登っています。歩行距離は10km余りになるのが普通ですが、難易度の高い山にはいきません。時々は町歩きになることもあります。 参加者数は、15人から25人程度で、2,3回参加すると互いの名前が言えます。メンバーの構成は40代~60代で、男女別では男性の方が多くなっています。ほぼ毎回、ビールで反省会をやっています。 山歩き同好会は、健康志向のオープンな同好会で、初心者歓迎です。ご連絡いただけばいつでも参加できます。
《2月特別企画「雪の愛宕山」》
■1 日時
2月19日(日)JR保津峡駅9:30集合
(大阪駅発8:15の新快速で京都駅乗り換え、各停で9:20に着きます)
■2 雨、強風などのときは中止(前日午後までにブログに表示)
■3 コースの概要・・・どちらかと言えば健脚向き
9:30 JR嵯峨野線(山陰本線)保津峡駅(快速は止まりません)
10:30 荒神峠
11:30 水尾分かれ[アイゼンを付ける]
12:00 愛宕神社
[無料休憩所にて着替え、昼食、トイレ。飲み物の自販機あり]
13:00 下山開始
13:40 月輪寺
14:10 空也の滝
(車道に出たらアイゼンを外す)
14:30 清滝バス停(京都バス)
※帰りの便として、清滝から京都バスに乗ると、阪急嵐山駅で降りる場合と三条京阪、四条大宮、京都駅方面まで乗る場合とで接点が見つけにくいので、反省会の会場選びは難しいです。成り行き次第では、嵐山で途中下車してお好み焼きという選択肢はあります。
※この企画は「山歩き同好会」の例会には含まれません。参加にあたっては自己責任でお願いします。申し込みは
  まで。(迷惑メール防止のため目で読んでキーボードから入力してください。参加表明は2月17日までにお願いします)
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  2月19日は無理で2月12日なら可能という方がございましたら、
  2月12日実施の担当者下見に合流可能です。時間・内容は本
  隊とまったく同じです。こちらに合流される場合はその旨ご連
  絡ください。
《2/12下見レポート》
保津峡からの累積時間
  15分猪ぬた場;45分荒神峠;1時間25分水尾別れ;1時間45分黒門;1時間50分山頂休憩所
山頂からの累積時間
  30分月輪寺;1時間車道;1時間15分高雄分岐;1時間25分清滝
表参道合流地点から上は、新雪がなく踏み固めた堅い氷になっているのでアイゼンは必要
  スパッツ、ストックは要らなかった。
月輪寺から下は雪がなくアイゼンも不要
反省会に適した会場見つからず:営業時間が合わない。
汗と冷えの対策
  尾根線を歩くので、横風が強く、考えようによっては冷える。しかし、落差があるので汗をかく。下見では、半袖シャツ、長袖シャツ(いわゆるヒートテックなど)+薄手のトレーナー2枚、計4枚の上に、裏地のないジャンパーを着て、ジャンパー以外の4枚を着替える方法を試してみた。→尾根線ではそこそこ寒いが、山頂に着くころには汗でずぶぬれになり、即風邪をひきそうになった。これ以上薄くすると寒さが問題なので、このくらいの着方にして「下着を必ず着替える」のが正解か?
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≪参考≫
■ [冬山?について]
 本物の雪山ではないので、遭難、転落、雪崩というような大事故はありえませんが、落差があるので疲れるということは言えます。2月でも土日ならば表参道からは、老人・小学生を含む100人以上の登山客(参拝者)があります。
 見方によっては、雪山というよりは裏山で、冬でも清滝からの表参道をランニングで走って登る老人もある一方で「2時間半と書いてあったのに3時間歩いたがまだ着かない」とぼやいている中年もありで、登山者の力量は様々です。
■ [体力について]
 保津峡は標高約100m、愛宕山の標高は924mなので落差約800mありますが、この区間を2時間半程度で登ります。山歩き同好会で普段登っているレベルよりはやや運動量が多いです。
 昨年度厳しかったのは水尾分かれ~愛宕神社までの最後の30分間で、周りの登山客(参拝者)が元気なのに釣られてペースが速くなったのが反省点です。また、神護寺まわりの下山道も遠過ぎたようなので、下山道はルートを変更して今年は月輪寺ルートにします。 体力に自信がない人から順に並べば問題なく登れるかもしれません。
■ [道具類]
○「アイゼン」
  靴底の材質によっては、上りでアイゼンが必要とは限りませんが、「けがは下りで起こりやすい」と言われており、下山道が氷の階段に近い状態なので、下山にはアイゼンがあったほうがよいでしょう。簡易型で十分です。(公式見解では以上のように言うべきか)
  昨年度の経験から言えばアイゼンには難点もあって、アイゼンにダンゴ状の堅い氷が付着して、歩けなくなったので外しました。
○「ストック」
  それなりに荷物になるので、好き嫌いあり。ストックがあっても転倒することはあります。長い下り階段で膝の負担が軽くなることは確実。
○「スパッツ(ゲートル、脚絆ともいう)」
  雪が靴に入るのを防ぐ。雪のない箇所では雪解けの泥がズボンに付着するのを防ぐなど。ただし、昨年の経験から言えば、私もスパッツは付けていたが靴に雪水が入ってドボドボになったので、靴の材質に注意したり膝から水が伝わらない工夫が必要かもしれません。
  いろいろやってみましたが防水スプレーというのも気休め程度の効果?Web記事には、靴にワックスを塗りこむと書かれたものがあります。(Nさんはプラスチック一体型のウオーキングシューズで何でもなかったとか)
■ [防寒対策]
 頂上はほぼ氷点下で寒いのは事実ですが、このことを大げさに考え過ぎずに柔軟に対応することが重要です。
 すなわち、「登りで大汗→山頂の寒さで冷える→風邪をひく」という流れがお決まりのコースです。むしろ、登りは運動で暖かくなるので厚着をせず、山頂での休憩・昼食・下りが冷えるので、昼以後セーター着用というのもよいと思います。)
 風邪をひかないように下着を着替るのも一考です。無料休憩所で頼めば着替えられるようですが、昨年は疲れ過ぎて着替えに行く余裕がなかった。
 ************** あなたもスーパーサイヤ人になれる? *********************
 子供やおじさんたちは、無料休憩所でそのまま着替えたので、背中から立ち上る蒸気が、氷点下で飽和水蒸気圧が低いためかダイヤモンドダストになって、孫悟空・ベジータ(おっと!ドラゴンボールの話では、教養のレベルがばれてしまう)のようにスーパーサイヤ人よろしく光背ができて驚いた(光線の加減で光る)。常温のおにぎりから出る蒸気も光っていたような。今年も期待。
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■ [月輪寺]~以下はWikipediaからの引用~
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 平安時代には空也(903年 - 972年)が来山し、九条兼実(1149年 - 1207年)も当寺に隠棲したという。日本浄土宗の祖である法然(1133年 - 1212年)と親鸞(1173年 - 1263年)は、流罪(いわゆる承元の法難)になる前の承元元年(1207年)、月輪寺に兼実を訪ねて別離を惜しんだと伝えられる。
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 現在は尼寺になっているが、休憩できるほどの広い場所はなく、崖の中腹のバラックという雰囲気。お札や土産物を販売する方はおられます。提案者自身は利用したことがないが、web記事には協力金¥200でトイレが借りられると書かれています。
 愛宕山は京都市内から簡単に登れるので、気軽に考え過ぎて「午後から」登る人が時々あって、日が暮れて下山できずに月輪寺に救助を求める者が多くて困るという新聞記事を見たことがあります。
■ [食料の調達]
 保津峡駅には売店はありません。全くの無人駅です。
 愛宕神社の境内にはあったかい飲み物の自販機があります。
■ [トイレ]
 トイレのある場所は「保津峡駅」「愛宕神社」です。

《実施報告》~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 先週末の大雪で雪質がよく、逆に今日は晴れで、天候に恵まれ快適な一日でした。
 山頂付近は非常に寒く、写真を撮るために手袋をはずすだけで、手が切れそうな痛さを感じました。もっとも、月輪寺あたりよりも低い場所では普通に寒いという感覚になります。
 無理なく、ゆっくり登ったので、9:40保津峡発12:40休憩所着、3:46清滝バス停着のペースでした。京都バスで京都駅まで乗ってしまったので、運賃が安いのはよいが、1時間15分ほどかかってしまった。(嵯峨でJR列車に乗り換えるべきだった。)
保津峡からスタート
週末の降雪で雪質はよい
表参道へ合流
無料休憩所・・・昼食
愛宕神社下の広場・知り合いと出会う
昼食後・愛宕神社参拝
天候に恵まれ京都市内の展望よし
同・京都市内の展望
愛宕神社下の広場付近